(台北中央社)米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン(黄仁勲)最高経営責任者(CEO)は1月31日、台北市内で記者団の取材に応じ、半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の生産能力が今後10年で100%以上成長する可能性があると話した。
フアン氏は同29日から、エヌビディア台湾従業員の旧正月前の忘年会参加や、台北市内に建設を計画している台湾本社に関する調整などで、5日間の日程で訪台している。31日はTSMCや鴻海(ホンハイ)、華碩(ASUS、エイスース)といった台湾の人工知能(AI)サプライチェーン(供給網)を担う企業の董事長(会長)らと会食。その後、取材に応じた。
フアン氏は、エヌビディアが今年、大量の半導体ウエハーを必要とするため、TSMCも非常に大きな努力が求められると言及。TSMCの生産能力拡大について「人類史上最大のインフラ投資、規模拡張になる」とし、エヌビディアの需要だけでも倍以上になると語った。
また、台湾がなければエヌビディアは存在し得ないと強調。台湾は現在だけでなく今後100年にとっても極めて重要な技術に投資しているとし、台湾を誇らしく思うと話した。
会食中には、飲食店から出てきて報道陣や集まった人々にに食べ物や飲み物をふるまう一幕もあった。