(台北中央社)本の見本市「台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が3日、台北市の台北世界貿易センターで始まった。開幕式では頼清徳(らいせいとく)総統があいさつし、政府や各界による計画的な読書活動推進に意欲を示した。
同フェアは文化部(文化省)が主催。34回目となる今回はタイを「テーマ国」に選び、文学を中心に小説や絵本、漫画などさまざまなジャンルのタイの作品を紹介する。出版社や団体によるブースの他、各国のブースも設けられている。
また、台湾内外の作家などを招いたステージイベントも行われる。日本からは小説家の吉本ばななさんや、台湾にルーツを持つ作家の一青妙さん、台湾や中国をはじめ世界各地に暮らすエスニックグループの一つ「客家」を専門に研究する東京都立大学の河合洋尚准教授らが来場する。
頼総統はあいさつで、各家庭で読書環境を整えることが難しくても、「国家や文化部、文化界が計画的に読書活動を推進するのも悪くはない。きっとわれわれの文化産業、子供たちの未来、国家の展望にとって大きな助けになる」と述べた。
台北国際ブックフェアは世界貿易センター1館で、8日まで。