(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は1日、客席での通話などを控えるよう求める「静かな車内」の取り組みについて、同社が実施したアンケートの回答者のうち95%以上が支持しているとの調査結果を発表した。取り組み開始からこれまでの約4カ月で、乗車を拒否した乗客は2人だとした。
高鉄は昨年9月22日に改正旅客運送契約を施行。電子機器での通話や音楽・動画視聴などで他の乗客の安寧を明確に妨げ、注意しても改善しない乗客に対しては、運送契約の打ち切りを可能にする内容を盛り込んだ。通話時のデッキへの移動や、電子機器使用時のイヤホン使用、会話時には声量を抑えることを乗客に求めている。
一方で、一部からは子供に優しくないとの声も上がった。これに対し高鉄は、注意の対象とするのは電子機器の不適切な使用や大声での会話をする成人の乗客であり、乳幼児や児童、疾病などで自己制御機能に影響がある人は含んでいないとしている。
同社は報道資料を通じ、調査は高鉄に乗車したことがある、同社のメンバーシップ「TGo」の会員1600人を対象として昨年11月と12月に実施したと説明。取り組みへの満足度は9割に達した他、約8割は効果を実感していると答えたとした。
また、「It's OK to cry」(泣いても大丈夫)と書かれたシールを用意し、子供を安心させる取り組みも行っていると伝えた。