中国・福建省に近い金門島で国共内戦時の1976年に完成した地下トンネルを利用した観光施設「瓊林戦闘坑道」で2日、見学中の観光客がいるにもかかわらず、出口が施錠され、この観光客が一時的に閉じ込められるトラブルがあった。同施設を管理する瓊林社区発展協会の蔡懐芝理事長は、再発の防止に努めると陳謝した。
交流サイト上に投稿された情報によると、観光客が2日午後4時49分に同施設を訪れたところ、見学中に照明が消され、出口も施錠され、出られなくなったという。
蔡理事長は中央社の取材に対し、当日の作業員が確実な施錠作業を行わなかったため、観光客がトンネル内に閉じ込められたと説明。地元住民から役場に通報があり、午後5時20分ごろ解錠したという。
また今後は監視カメラやトンネル内にインターホンがあることを示す表示を設置するなどの対策を施すと語った。
ウェブサイト「金門観光旅遊網」によれば、同施設のトンネル全長は1355メートル。出入り口が12カ所あり、地域内の重要施設をつないでいる他、旧機関銃陣地などにつながっている。

