(台北中央社)外交部(外務省)が多言語で発行する雑誌「台湾光華雑誌」は今年で創刊50周年を迎える。林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は3日、台北市内で開催中の「台北国際ブックフェア」で行われた同誌の関連イベントに出席し、同誌が持つ役割を評価するとともに、今後への期待を示した。
同誌は1976年に「光華画報」として創刊。2006年に現在の名称に変更した。台湾の観光や文化、風土などソフトパワー分野の内容を中心に、環境保護やテクノロジー、政府の施政などについても紹介している。現在は中国語・英語対照の紙版と中国語・日本語対照のネット版を月刊で、インドネシア語、タイ語、ベトナム語の東南アジア3言語版を隔月刊で発行している。
林氏は、同誌は50年来、台湾が農業社会から工業化社会、そしてハイテクAI(人工知能)時代に変化する過程を伝え、権威主義体制から民主主義への転換に立ち会ってきたと言及。同誌の挑戦として、デジタルテクノロジーの応用、データベースの保存と活用、独自性のある形で台湾の物語を伝えること—の3点を挙げた。
その上で、同誌が外交を冷たいものではなく、温もりのあるものにし、台湾が世界に向けて歩みを進める上での後押しとなることに期待を寄せた。
