国立故宮博物院の名物とされているヒスイをハクサイの形に加工した作品「翠玉白菜」が14日から、本来展示されている北部・台北市の同院北部院区を離れ、南部・嘉義県の同院南部院区で出張展示されている。参観の際は展示場所に注意が必要だ。
南部院区によると、同作品が同園区で展示されるのはこれまでにも複数回あったが、人気は衰えず、フェイスブックには同作品を見たいと要望するメッセージが頻繁に寄せられていたという。今回は「人気国宝展」の中で8月6日まで展示される予定。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)