中部・台中市の観光スポット、武陵農場でロウバイが見頃を迎えており、芳しい香りを漂わせている。ロウバイは漢字で書くと「蝋梅」となる。花の色や光沢が蜜蝋を連想させるため、「蝋梅」の名前がつけられた。
名前に梅とつくが、中央社の取材に応じた同農場の胡発韜副農場長は、梅はバラ科で蝋梅はロウバイ科の植物で、両者は樹形や葉っぱ、つぼみ、香りなどがまったく異なると説明した。
胡さんによれば、農場にはソシンロウバイを含む複数品種のロウバイが栽培されており、現在は5割程度の開花となっている。12月中旬から来年1月中旬にかけて満開になる見込みだとか。
冬の最中に咲く可愛らしいロウバイ。その鮮やかな黄色い花から元気をもらえそうだ。