(台北中央社)福岡ソフトバンクホークスが来年2月に台湾を訪問し、台北市の台北ドームで台湾プロ野球の中信ブラザーズ、WBC台湾代表とそれぞれ交流試合を行うことが分かった。中信が16日明らかにした。
中信の発表によれば、親会社「中国信託(中信)育楽」の高英傑副董事長(副会長)がこの日、福岡市のみずほペイペイドームを訪れ、ソフトバンクの王貞治会長と面会した。試合への参加を要請したほか、「長年にわたり台湾野球のために尽力してきた」などとして王会長に感謝を伝えた。
高氏は1980年代前半、投手と野手としてソフトバンクの前身である南海ホークスでプレーした経験がある。
面会に同席したソフトバンクの太田宏昭専務 COO(事業統括本部長)が昨年11月の「プレミア12」で台湾が初優勝したことに言及。今回の交流を通じて台湾の選手やファンにホークスの野球を身近で見てもらい、日本のファンには台湾のチームや選手をもっと知ってもらうことに期待を寄せた。
来年2月25日に中信と、翌26日にはWBC台湾代表との試合が行われる。
台北ドームでの台日プロ球団の交流試合開催が昨年から3年連続となる。昨年3月は巨人が中信、楽天モンキーズと、今年3月は日本ハムが中信、統一ライオンズとそれぞれ対戦した。