(台北中央社)中国・成都で開催中の国際総合大会「ワールドゲームズ」で台湾は12日、武術とコーフボールでそれぞれ銅メダルを獲得した。台湾勢の同日までのメダル獲得数は金1、銀1、銅4の計6個になった。
武術は男子散打70キロ級に張煥宜が出場した。11日の準決勝では香港選手に1―2で惜敗。12日に臨んだアゼルバイジャン選手との3位決定戦では終始相手を圧倒し、2―0で勝利をつかんだ。
張は試合後、目標としていた4強入りを果たしたため結果には満足していると語った上で、試合内容については「うまくできなかった技が多くあった」と悔しさをにじませた。
コーフボールは男女混合のチームでバスケットにボールを入れて点を競い合う競技。台湾はインドアの3位決定戦でチェコと対戦した。
第1クオーターは6―6と互角の戦いになるも、第2クオーターでは1点リードされる展開に。だが後半に入ると反撃を開始。第3クオーター終了時には17―14と3点リードし、最終クオーターでも点差をさらに広げ19―15で試合を終えてメダルを手にした。