(台北中央社)軟式野球の国際大会「U12(12歳以下)アジア選手権」は29日、愛媛県松山市で決勝が行われ、台湾は韓国を5-1で下し2大会連続8度目の優勝を飾った。試合後、視察に来た中華民国野球協会の辜仲諒(こちゅうりょう)理事長が選手らに和牛をごちそうし健闘をたたえた。
11回目となる今大会には日本や中国、香港、フィリピンなどの8カ国・地域が出場。台湾は23~25日までの1次ラウンドB組を2勝1敗の2位で通過し、27、28の両日に行われた2次ラウンドで1次ラウンドA組2位の中国と同1位の日本をそれぞれ破り決勝に進んだ。韓国には1次ラウンドで0-1の完封負けを喫したが、決勝でリベンジを果たした。
代表チームのコーチによると、辜理事長から「日本と韓国のどちらが強いか」と聞かれ、選手たちは最初に「韓国」と答えるもすぐに「台湾最強」と叫んだという。
辜氏は24日、プレミア12で初優勝した台湾の代表メンバーにも和牛をおごっていた。
台湾は今年、プレミア12やU12アジア選手権のほか、9月のU18アジア選手権も制している。