旅行見本市「台湾ツーリズムエキスポ」(台北国際観光博覧会)が23日、台北市の世界貿易センターで始まった。出展する旅行業者は初日の売り上げについて、前年比1~2割増になったと明かし、夏休み期間の日本旅行や韓国旅行に関する問い合わせが多かったと語った。
コーラツアー(可楽旅遊)の担当者は、今年は航空会社の座席供給数が増え、アジアの短距離路線の価格が顕著に下がったと説明。日本への団体ツアーの費用は前年同期で2割安くなったと話した。
イージーフライ(易飛旅遊)の担当者も、初日は日本旅行や夏休み旅行関連商品が人気だったとし、四国や韓国への団体ツアーも好調だったと語った。
今年出展した企業は約350社で前年比約4割増。26日まで開催される。