(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄)の鄭光遠董事長(会長)は22日、同社の株主総会で、2024年の営業収益が531億9000万台湾元(約2500億円)に達したと明らかにした。営業収益が500億元(約2400億円)を超えるのは、07年の開業以来初めて。
高鉄によると、24年は3月と7月にダイヤ改正を実施し、それぞれ列車を増発。年間の運行本数は5万7729本で、前年よりも2738本多かったとした。
鄭董事長は、24年の乗客数は延べ7825万人に上ったとし、1日当たり延べ21万4000人が利用し、前年比で7%増加したと語った。
また新型車両を27年下半期にも営業運転に投入する見通しを改めて示した他、現行車両についても照明や窓のカーテン、車内案内表示装置、トイレなどの更新を積極的に進めるとした。