(台北中央社)米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン(黄仁勲)最高経営責任者(CEO)は19日、台北市内で講演し、同社の海外本部を、台北市の北投・士林一帯に設置すると発表した。
同エリアでは市がテクノロジーパーク「北投士林科技園区」の建設を進めている。ファン氏は同パーク内への設置を明言はしなかったものの、パーク内でほぼ確定だとみられている。
ファン氏は、国家科学・技術委員会(NSTC)や台湾積体電路製造(TSMC)、鴻海(ホンハイ)と連携し、台湾で人工知能(AI)分野のインフラを建設することも明らかにした。
ICT(情報通信技術)産業見本市「コンピューテックス」(台北国際電脳展)が同市で20日に始まるのを前に、主催者の招きに応じて講演を行った。コンピューテックスは南港展覧館の1、2号館で23日まで。