(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)は13日、日本製の新型電気機関車E500型を7月から観光列車の運行に投入すると発表した。
E500型は東芝製。追加分を合わせて計88両の購入契約を結び、2023年9月から順次引き渡しが進められている。すでに30両が納入され、20両が営業運転している。自強号(特急)を前後2両のプッシュプルけん引している他、3月17日からは莒光号(急行)のけん引も担っている。
記者会見に出席した台鉄機務処(車両部)の鄭国璽処長によれば、7月からは観光列車「鳴日号」や「環島之星」などのけん引にも投入される。
2027年末までに全車両の受領が完了する見通しだという。