(高雄中央社)台湾原生種の茶、山茶の産地として知られる南部・高雄市の六亀区と桃源区を日本の茶愛好家グループが訪問した。8日から11日まで地域に滞在し、伝統的な製茶行程の体験などを通じて台湾茶文化の奥深さへの認識を深めた。
同地域を管轄する茂林国家風景区管理処の報道資料によれば、両区は恵まれた環境と成熟した製茶技術により、山茶の主要産地となっている。独特な香りと甘みが特徴だという。
来訪したのは香港在住の中国茶研究家、池谷直人さんが主宰する「香港茶倶楽部」のメンバー約20人。地域関係者の案内の下、茶農園や観光地を訪問した。
同処は、参加者は体験を通じて茶の香りや地域の特色を記憶に残し、優れた製茶技術や茶のブランド化の経験について理解を深めたとしている。