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屏東県の泥火山、今年2度目の噴出 農地への泥の流入防ぎ排水路掘削

2026/07/10 17:52
泥や炎が噴出する南部・屏東県万丹郷の泥火山=2026年7月6日、中央社記者李卉婷撮影
泥や炎が噴出する南部・屏東県万丹郷の泥火山=2026年7月6日、中央社記者李卉婷撮影

南部・屏東県万丹郷で6日午前8時ごろ、泥火山が出現した。今年に入って2回目の噴出で、泥や炎は高さ1メートル以上に達した。周辺農地へのさらなる泥の流入を防ぐため、重機による排水路の掘削作業が行われた。

噴出は同郷湾内村の宗教施設「皇源聖殿」の右前方にある2カ所の噴出孔で発生した。同村の陳玉意村長によれば、2カ所の噴出孔は約50メートル離れている。現在は農地の休耕期間に当たるため、農作物への被害は確認されていないが、一部の農地が泥に覆われたという。泥の拡散を防ぐため、重機で排水路を設けた。

泥の拡散を防ぐため、排水路を掘削する重機=2026年7月6日、中央社記者李卉婷撮影
泥の拡散を防ぐため、排水路を掘削する重機=2026年7月6日、中央社記者李卉婷撮影

泥火山はマグマによる通常の火山とは異なり、地下に蓄積されたメタンガスなどの高圧ガスが地下水や泥岩を押し上げ、泥状となって地表へ噴き出す特殊な地質現象。規模は数メートルから数キロに及び、噴出の高さが数百メートルに達する場合もある。

万丹泥火山は万丹郷と新園郷の境界付近に位置する。噴出時期に規則性はないものの、湾内村周辺で発生することが多く、1988年以降はほぼ毎年少なくとも1回、泥の噴出が確認されている。

(李卉婷/編集:荘麗玲)

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