アプリで読む
ダウンロード

台湾・嘉義県 県産コーヒーを関西でPRへ 翁県長、商機拡大に意欲

2025/10/02 11:26
1日の記者会見で嘉義県産コーヒーの魅力をPRする翁章梁県長(右から6人目)や関連業者ら
1日の記者会見で嘉義県産コーヒーの魅力をPRする翁章梁県長(右から6人目)や関連業者ら

(嘉義中央社)南部・嘉義県が今月から関西地方で県産コーヒーのプロモーション活動を展開する。大阪・あべのハルカス近鉄本店のセレクトショップ「神農生活」では半年以上にわたって専門コーナーが設置される予定で、1日に開かれた記者会見で翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長は、嘉義コーヒーの世界的な商機拡大に意欲を示した。

嘉義県は昨年10月にも沖縄でプロモーションを行っている。翁県長は、嘉義のコーヒーは台湾トップクラスで、他国産と比べても品質は一流だと強調した。

17日からはコーヒー関連企業9社を率いて訪日するとし、「神農生活」の専門コーナーのオープニングセレモニーでは、試飲やブランド紹介など双方向型イベントを実施し、日本の消費者においしさを味わってもらうと述べた。また京都で3店舗を展開するカフェではコラボレーション商品を販売するとした。

県政府農業処によれば、大阪市内のホテルや商業施設でもPRイベントを開くという。

農業部(農業省)農村発展・水土保持署南投分署の傅桂霖署長によると、県内のコーヒー栽培面積は全国最大ではないが、生産額は全国1位だという。県コーヒー産業発展協会の葉世遠理事長は、嘉義コーヒーは日本ですでに知名度があり、自身の農園では今年、日本から買い付けに来た20余りの団体を受け入れたと語った。

(蔡智明/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
57