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台湾の縦読み漫画家発掘へ 楽天グループらと共同でコミックコンテスト開催

2025/06/04 13:45
台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(文策院)が楽天グループなどと共同で国際縦読みコミックコンテストを開催(同院提供)
台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(文策院)が楽天グループなどと共同で国際縦読みコミックコンテストを開催(同院提供)

(台北中央社)台湾のコンテンツの海外展開を支援する「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー」(文化内容策進院、文策院)は楽天グループなどと共同で、「2025国際縦読みコミックコンテスト」(国際条漫大賽)を開催する。金賞受賞者には賞金100万円が贈られる他、台湾、日本、韓国、タイ、北米での連載デビューが約束される。

文策院と、楽天グループが運営する電子書籍サービス「R-TOON」、韓国のウェブトゥーン制作スタジオ「コンテンツラッブルー」の日本支社、コンテンツラッブルートーキョーが共同で開催する。

台湾のクリエーターを対象に、カラーの縦読み漫画を募集する。物語のジャンルは不問。物語のオリジナリティーや完成度、縦読み漫画の運用と表現力、国際的な吸引力などを基準に、R-TOONやコンテンツラッブルートーキョーの編集部、日本の人気漫画家が審査する。

銀賞、審査員特別賞、人気投票賞の受賞者にも、台日での連載デビューが確約される。

20日から8月24日まで応募を受け付け、9月中旬から約1カ月にわたって日本で入選作の人気投票が行われる。結果は10月下旬に発表される予定。

文策院はコンテスト開催について、2月の台北国際ブックフェアで縦読み漫画のマッチングイベントを開催した際、参加したバイヤーから台湾のクリエーターの実力に称賛の声が寄せられたと紹介。文策院と共同で台湾のオリジナル作品を募集したいとの要望を受けて3者合同での開催を決めたと説明した。今回のコンテストは台湾のオリジナル縦読み漫画に国際的な視野をもたせるだけでなく、文策院とグローバルコンテンツ制作チーム、オンライン書籍プラットフォームの協力関係を強化させ、市場のニーズに合った人気の新作を世に出すことで台湾の作品に国際的商機を生み出すものだとした。

(王宝児/編集:名切千絵)

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