南部・嘉義県などを走る阿里山林業鉄路林鉄本線が、連日の激しい雨の影響で28日から不通となっている。沿線では落石や倒木が相次いで発生しており、運転再開のめどは立っていない。
同鉄道を運営する阿里山林業鉄路・文化資産管理処は、二万平から先、阿里山方面の区間に異常はないとしながらも、北門―十字路間では13カ所で土砂や岩を撤去する必要があると説明。山地の天気は崩れやすい他、重機による復旧作業が必要なため、運行の再開は状況を見て改めて告知するとしている。
阿里山国家森林遊楽区内の沼平、神木、祝山の各支線は同遊楽区の開園時間に合わせて運行するとしている。