南部・嘉義県の国立故宮博物院南部院区(南院)で先月11日から、「故宮三宝」とされる北宋時代の山水画3点などを紹介する特別展が行われている。同院は16日、同日午後3時までに延べ5万9350人が来場したと知らせた。
故宮三宝は范寛(950頃~1032以降)の「谿山行旅」、郭熙(1023頃~1087以降)の「早春図」、李唐(1049頃~1130以降)の「万壑松風」の3作品保護のために展示は3年以上の間隔を開け、42日以内に収めるといった制限がある。
会期は今月28日まで。南部院区は、比較的空いている午前中の来場を推奨している。ウェブサイトでの入場予約が定員に達していても、現地で混雑状況に応じて順番に案内するという。

