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クラウドゲイト、横浜で公演 台湾の現代ダンス団体 日本の劇場では16年ぶり

2025/12/16 18:36
台湾のコンテンポラリーダンスカンパニー「クラウド・ゲイト・ダンスシアター」とメディアアーティストの真鍋大度さんがコラボレーションした「WAVES」(クラウド・ゲイト提供、菅原康太撮影)
台湾のコンテンポラリーダンスカンパニー「クラウド・ゲイト・ダンスシアター」とメディアアーティストの真鍋大度さんがコラボレーションした「WAVES」(クラウド・ゲイト提供、菅原康太撮影)

(台北中央社)台湾のコンテンポラリーダンス(現代舞踊)カンパニー、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)が13日、横浜市の神奈川芸術劇場で公演を行った。同団体が15日、報道資料を発表し、日本の劇場でのパフォーマンスは16年ぶりとなったと伝えた。

公演は横浜国際舞台芸術ミーティング(YPAM)のYPAMショーケースとヨコハマダンスコレクションの企画として実施。全席自由席だったこともあり、開演の1時間前から行列ができた。一般客の他、日本内外から100人以上の芸術関係者が集まったという。

上演したのは、団体の芸術監督、鄭宗竜(チェン・ゾンロン)さんとアーティストで作曲家、プログラマーの真鍋大度さんが共同で手がけた「WAVES」(原題=波)。同団体は作品について、鄭さんと真鍋さんが「見えない波」を共通の言語とし、ダンスや音響、映像、プログラミングシステムと、団体が長年培ってきた身体能力を群舞のエネルギーに融合させたと説明した。

また、振付家でダンサー、ビジュアルアーティストの梅田宏明さんや専門誌「ダンスマガジン」編集委員の浜野文雄さんらが高い評価を寄せたとした。

クラウド・ゲイトは17日には京都市のロームシアター京都、21日には北九州市の北九州芸術劇場でも公演を行う。

(趙静瑜/編集:田中宏樹)

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