(台中中央社)中部・台中市で13日、美術館と図書館が一体化した複合文化施設「台中緑美図」が正式に開館した。日本の建築家、妹島(せじま)和世さんと西沢立衛(りゅうえ)さんの建築家ユニット「SANAA(サナア)」などが設計を担当した。
SANAAと台湾の建築家、劉培森(リッキー・リウ)さんが設計し、2019年9月に着工した。
盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長はあいさつで、市内にはこれまで市立の美術館や図書館本館がなかったと言及。台中緑美図は市の新しい名刺のようだとし、同市を文化都市として次の一里塚に導いていくと述べた。
式典には日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)も出席した。
