(台北中央社)外交部(外務省)は16日、今月下旬から来月初頭にかけ、日本の国会議員30人近くが訪台する予定だと発表した。訪台者には自民党幹事長代行の萩生田光一衆院議員や前法務相の鈴木馨祐衆院議員などが含まれているとした。
外交部が開いた会見で対日窓口機関、台湾日本関係協会の林郁慧(りんいくけい)副秘書長は、今週日曜日から日本の重要な議員団が相次いで訪台すると言及。超党派議員連盟「日華議員懇談会」幹事長の萩生田氏は、自身の選挙区、八王子市の市議を率いて21日から23日にかけて来訪すると話した。
鈴木氏や石破内閣で首相補佐官を務めた長島昭久衆院議員は22日から24日までの日程で訪問すると説明。日本の戸籍の国籍・地域欄に「台湾」表記を可能とした戸籍法施行規則改正実現に尽力した、前農林水産副大臣の滝波宏文参院議員の訪台も紹介した。
また、参政党の訪問団も訪台すると言及。これらは台日関係が日増しに密接で友好的になっていることを象徴していると述べた。
この他、台湾への理解増進を狙い、外交部として日本の国会議員秘書や政党職員、地方議員など政界の若手を台湾に招いた研修を2010年以降に20回実施しているとした上で、今年は22日から26日にかけて行い、約20人による訪問団を招待する予定だと語った。