交通部(交通省)は10日、今年1月の交通事故に関する統計を発表した。死者は242人となり、同期としては過去3年間で最少となったことが分かった。
交通マナーの悪さが社会問題になっている台湾。頼清徳(らいせいとく)総統は、2030年の交通事故死者数を23年の半分にする目標を掲げている。
陳世凱(ちんせいがい)交通部長(交通相)は、交通安全の全体的な状況は良い方向に向かっていると強調。今年は全国で120.75キロの歩道を改良または増設する他、5000カ所の交差点改良に取り組むと語った。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)