中部・苗栗県大湖郷で11日、イチゴ祭りが始まった。同郷農会(農協)は採れたての新鮮なイチゴを味わえるイチゴ狩りの他、イチゴを使用した新商品も楽しめるとアピールしている。
大湖郷はイチゴ王国の異名を持つ。同農会によれば、栽培面積は約375ヘクタールと台湾全体の50%超を占めている。
近年の地球温暖化や高温による病虫害の発生で、イチゴが枯れやすくなっており、今年は多くの農家が栽培を遅らせた。生産シーズンが例年に比べ、約半月ほど遅れたと同農会は説明した。
真っ赤で新鮮なイチゴに加え、イチゴ酒を醸造する大湖酒荘によってイチゴの発酵ドリンクやミルク入りのいちごアイス、弾力感のあるいちごゼリーの新商品も3種類開発された。
ギフト用イいちご炭酸飲料も提供されるなど、イチゴが好きな人のさまざまなニーズを満たすことができると農会は胸を張っている。イチゴ祭りは来年4月まで続く。
