(台北中央社)3日午後7時52分ごろ、南部・台南市楠西区を震源とする地震があった。中央気象署(気象庁)によれば、震源の深さは5.9キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.0と推定される。同署は昨年1月に南部で起きた地震の余震との見方を示した。
3日夜の地震では、台南市や嘉義県で最大震度4を観測。地震発生後、台南市、嘉義市、嘉義県、雲林県を対象に緊急地震速報が発出された。
同署地震観測センターの呉健富主任は、中央社の取材に対し、昨年1月21日午前0時17分、台南市楠西区で起きたM6.4の地震の余震とみられると説明。震源が浅かったため、多くの地域で揺れが感じられたとした。
昨年の地震では、隣接する嘉義県大埔郷で震度6弱を観測し、嘉義や台南、高雄などに建物の破損や停電、断水などの被害をもたらした。これまで200回以上の余震が確認されており、M5.0以上の余震も発生している。
呉主任は、エネルギーの放出はまだ続いていると指摘。平常時の水準に近づきつつあるとしつつも、地震の予測は不可能だとして平時の対策を呼びかけた。