(屏東中央社)台湾と日本の作家が共同で制作した砂像が、南部・屏東県東港鎮で17日から行われるイベント「青洲湾派対」(青洲湾ビレッジ)で展示される。同イベントで海外のアーティストとの共作が行われるのは初めて。作品は十二支と春節(旧正月)をテーマに作られた。
イベントを主催する交通部観光署(観光庁)大鵬湾国家風景区管理処が13日、報道資料で知らせた。台湾の砂像彫刻家、陳坤田さんが芸術監督を務め、日本から招かれた保坂俊彦さん、松木由子さん、林真理さんらと共に砂像10基を手がけた。
陳さんによれば、高さ4メートルに達するメイン作品「歓喜金蛇」は深いまなざしや華やかな衣装、辺りを取り囲む金貨が、新年の到来や金色の蛇との出会いを象徴。新しい一年が富や栄光、尽きることのない幸福をもたらすことを表しているという。
砂像の公開期間は2月12日まで。今月25日には音楽ライブや軽食・物品の販売も行われる。