(台北中央社)台湾の航空会社、エバー(長栄)航空は29日、サンリオの人気キャラクター、ハローキティなどをデザインした新たな特別塗装機2機を、12月から順次就航させると発表した。桃園国際空港を発着する仙台線やパリ線に投入するとしている。
今回特別塗装が施されたのは、エアバスA321型機とボーイング777-300ER型機の各1機。A321型機は12月4日からの仙台線、777-300ER型機は同26日からのパリ線で運用される予定。エバー航空で「キティジェット」と呼ばれる特別塗装機は全6機となった。
エバー航空の孫嘉明総経理(社長)は報道陣の取材に、サンリオとは2005年から協力を始め、特別塗装機で乗客に楽しさや幸せを与えてきたと説明。今後も実際のニーズに合わせて、別の路線でも運航する可能性があるとした。
また新型コロナウイルス後に航空需要が増大していることに触れ、より良くするために努力すると強調。来年は日本の花見シーズンに青森線や松山(愛媛)線を増便し、新たに米・ダラスに就航する予定だと明かした。