(台北中央社)台湾本島は26日、広い範囲で気温が上がった。中央気象署(気象庁)によると、南部・高雄市旗津区の高雄灯台で午前10時過ぎにこの日の全国最高気温の39.8度を観測した他、屏東県や台南市、嘉義市でも37度以上になった。
同署は、高雄灯台は地理的環境が特殊であるため、極端な高温になったと説明している。
その他に高温を観測したのは、三地門(屏東県内埔郷)38.4度、内門(高雄市内門区)38.1度、左鎮(台南市左鎮区)37.8度、玉井(台南市玉井区)37.8度など。
同署は、北部・新竹市と南部・嘉義市を除く台湾本島の全ての県市に対して高温情報を発表し、熱中症への注意を呼びかけている。特に屏東県に対しては3日以上連続で38度以上の高温になる恐れがあるとし、「赤色信号」を出している。有効期間は同日午後5時まで。