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台湾鉄道、寝台列車の運行計画 早ければ27年にも営業へ

2024/01/02 14:05
台鉄が運行を計画している寝台列車の車内のイメージ(台鉄提供)
台鉄が運行を計画している寝台列車の車内のイメージ(台鉄提供)

(台北中央社)国営台湾鉄路(台鉄)の杜微(とび)董事長(会長)は1日、今後積極的に鉄道観光を推進するとし、寝台列車の運行を計画していると明らかにした。早ければ2027年にも営業を始めたいとしている。

台鉄側の資料では、台鉄は寝台列車の発展条件を有していると言及。台湾本島を一周する幹線だけでなく支線があり、沿線には美しい海や山の景色が見られる場所が多数あるなどとしている。列車は展望車や個室寝台車の他、食堂車や調理を行う車両などを連結し、乗客には専用のラウンジで地域の特色ある食事を楽しんでもらう計画だ。

杜氏は中央社の取材に対し、列車は民間が客車の購入、清掃、アテンダントの手配、旅行商品の作成と販売などを手掛け、台鉄が鉄道施設の提供、機関車や運転士、車掌の手配、車両整備などを担当するとしており、すでに複数の民間業者が興味を示していると語った。

台鉄は寝台列車について、台湾で唯一空が望め、豪華な食事環境を持ち、気軽に貴重な体験が楽しめることをテーマにしたいと意欲。台湾の鉄道観光サービスを向上させたいと期待を寄せた。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)

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