(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は27日、米領グアムのレオンゲレロ知事と台北市の総統府で面会した。グアムは台湾から最も近い米国の領土であり、台米の協力関係をつなぐ重要な懸け橋でもあると述べた。
両氏の面会は、頼総統が昨年12月に行った外遊の経由地としてグアムを訪問して以来。頼総統はあいさつで、昨年の訪問時にグアムの政府や議会、市民らから受けた歓迎が深く印象に残っていると語った。
また米ユナイテッド航空が台北(桃園)─グアム線の運航を先月に始めたことに触れ、双方の観光や経済・貿易での交流に寄与するだろうと期待を寄せた。
レオンゲレロ知事は双方のパートナー関係推進に期待していると言及。特に観光分野に関心を寄せているとした他、医療やAI(人工知能)、サーバー、データセンターなどの分野でもさらなる協力ができればと話した。