(台北中央社)政府系研究機関、国家中山科学研究院(中科院)は水上無人艇(USV)の展示イベントを6月17、18日に北東部・宜蘭県蘇澳沖で行う。台湾の民間企業4社が製造した無人艇4製品を動態展示する。同院が開発した攻撃型無人艇=コードネーム「快奇専案」=は展示しない。28日、国防部(国防省)の定例記者会見で発表した。消息筋は29日、快奇無人艇は6月から作戦テストを行い、8月に軍の演習で内部向けに戦力を披露する見通しだと明らかにした。
中科院の担当者は快奇無人艇が展示イベントに参加しない理由について、機密性の高い事項に関わるからだと説明した。各種テストが順調に完了すれば、9月に台北市内で行われる見本市「台北国際航空宇宙・国防工業展覧会」で公に披露する予定だとした。