北部・新北市政府農業局は3日、リョクチク(緑竹)のタケノコの品質を競う「タケノコ王争奪戦」を開催した。市内各地から100人の生産者が参加し、採れたてのタケノコを持ち寄った。
同局のウェブサイトによれば、新北市はリョクチクのタケノコの栽培面積で全国一を誇る。旬は6~9月で、市内では八里区や三峽区、平渓区など広い範囲で生産されている。
審査員が外観や色つや、柔らかさ、糖度などを評価した結果、新店区の陳全福さんが今年のタケノコ王に選ばれた。陳さんは31歳の若手生産者。祖母の代から40年近くにわたり一家でタケノコを栽培しており、陳さんも7年前に家業を継ぐために新店に戻ったという。