(台北中央社)京阪ホールディングス(HD)は30日、台北メトロ(MRT)、高雄メトロの両社とそれぞれ友好連携協定を締結したと発表した。今後は互いの沿線エリアに関する情報発信や観光プロモーションを推進し、観光交流人口の増加を目指す。
京阪HDによると、台北メトロとは29日、高雄メトロとは30日に協定を結んだという。
台北メトロは報道資料を通じ、京阪HDは運輸や不動産、小売、宿泊・レジャーなど多角的な事業で良好な実績を上げていると評価。特に都市観光と地方文化の推進に多くの成果を残し、京都や大阪などへの観光客を引き付けており、学ぶ価値があるとしている。
高雄メトロは、京阪電気鉄道とは2020年から相互に観光情報の提供や広告の掲出などの交流を実施してきたと説明。その上で今回の協定により協力の規模をさらに拡大して、観光客誘致の施策を講じ、サービス向上につなげたいとした。