(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)は毎年夏に限定運行しているSL列車「仲夏宝島号」を、今年は7月から8月にかけて3便運行する。蒸気機関車CT273が客車をけん引し、東部の玉里(花蓮県)と台東(台東県)間を走る。
仲夏宝島号の運行イベントは、2013年に台鉄のSL列車「CK124」とJR北海道の「冬の湿原号」の姉妹列車提携締結1周年を記念して実施されたのが始まり。14年に初めて、CT273を使用して東部区間を走らせて以降、新型コロナウイルス下の2022年を除いて毎年夏に運行されている。
今年は7月5日、19日、8月2日に実施する。CT273が莒光号(急行)6両をけん引する。途中、富里、池上、関山に停車する。
乗車券は6日午前10時(台湾時間)に台鉄の予約サイトで販売開始される。料金は1枚1888台湾元(約9000円)。