台北市士林区で28日夜、山肌の一部が崩れ落ちる土砂災害が発生した。崖の下部にある閉業したボウリング場では、巨大な岩のようなものが天井を突き破ってコース内に落下する被害があった。けが人は確認されていない。
同市政府工務局大地工程処は29日、連日の大雨で土壌の水分が過剰になり、斜面表層の土砂が崩落したとの見方を示した。
蔣万安(しょうばんあん)市長は同日、安全確保のために警察局が周辺のハイキングコースに規制線を引いたと明らかにした。
土砂災害があったのは、台北メトロ(MRT)剣潭駅から南東に約300メートルの地点。ボウリング場「円山育楽中心」は今月、約60年の歴史に終止符を打ったばかりだった。

