(ニューヨーク、サンフランシスコ、ヘルシンキ中央社)米ニューヨークで28日に開かれた、LGBTなど性的少数者の権利擁護を訴えるパレード「プライドマーチ」に台湾からのチームが参加し、台湾らしさを盛り込んだフロート(山車)やドラァグクイーンが注目を集めた。西部サンフランシスコやノルウェーの首都オスロでこの週末に行われた同様のイベントにも、台湾チームの姿があった。
ニューヨークでは、2024年に米国のコンテスト番組で優勝したニンフィア・ウインドさんら、派手な衣装やメークでパフォーマンスする「ドラァグクイーン」が登場。台湾で親しまれる嗜好品「ビンロウ」の売店をイメージしたフロートに乗り、マンハッタンの大通りを練り歩いた。
隊列には、駐ニューヨーク台北経済文化弁事処(総領事館に相当)の李志強処長や現地で暮らす台湾出身者、留学生らも加わった。
同日に行われた「サンフランシスコ・プライド」のパレードでは、現地の台湾系民間団体の他に、交通部観光署(観光庁)と駐サンフランシスコ台北経済文化弁事処が参加。LGBTフレンドリーな旅行先である台湾への来訪を呼びかけた。
「オスロ・プライド」のパレードは27日に開かれた。台湾チームはノルウェーに留学中の医学生が率い、アジア初の同性婚国家をPRする横断幕や、中華民国(台湾)の国旗などを手に行進した。
6月は世界的に「プライド月間」とされている。1969年6月にニューヨークで性的少数者と警察の衝突「ストーンウォールの反乱」があり、翌70年にデモ行進が始まったのがきっかけ。今月上旬に東京・代々木で開かれたTokyo Prideにも「チーム台湾」が参加した。

