(台北中央社)台北市内の撮影スタジオで台湾プロ野球・中信ブラザーズのチアリーディングチームに所属する汶汶さんが切り付けられた事件で、警察は21日、台北市の無職の男(52)の身柄を傷害と殺人未遂の疑いで台湾士林地方検察署(地検)に移送した。地検は同日、法院(裁判所)に男の勾留を請求した。
汶汶さんは20日、球団とは別の企業が主催した撮影イベントで被害に遭い、首に5センチの切り傷を負った。球団や所属事務所によると、命に別条はない。
警察の調べによれば、男は長年にわたりチアリーダーの関連イベントに参加していたが、過去には不適切な行動をした疑いがあることを理由に、参加を拒否されたことも複数回あった。今回はイベントに申し込んで参加したものの、何らかの不満から隠し持っていた果物ナイフで汶汶さんを切り付けたとみられている。
また、過去に複数の窃盗事件を起こしており、これまでの判決資料によると、医療機関が発行した診断書を10件以上保有していた。窃盗事件のうち1件では、犯行当時、男の責任能力が著しく低下していたとして減刑する判決が下された。
男は地検に移送される際、集まった報道陣に対し、ファンコミュニティーの主催者にけしかけられて犯行に及んだと主張した。