(台北中央社)陳駿季(ちんしゅんき)農業部長(農相)は22日、緊急会見を開き、中部・台中市の養豚場のブタの死体からアフリカ豚熱(ASF)の陽性反応が確認されたと明らかにした。台湾でのASF疑い事例の発生は今回が初めて。
農業部は今年5月末、フランス・パリで行われた国際獣疫事務局(WOAH)総会で、台湾が家畜伝染病、豚熱(CSF)の清浄地域に認定されたと発表。アジアで唯一、ASFや口蹄疫(こうていえき)を含む豚の三大感染症のない国になったとしていた。
(呉欣紜/編集:羅友辰)