(東京中央社)台湾のスターラックス(星宇)航空は27日、現代美術家の空山基さんとコラボレーションした航空機を、今年下半期から順次就航させると発表した。新型のエアバスA350-1000型機2機が「空飛ぶ現代アート」として飛び立つ。
プロジェクトは「STARLUX AIRSORAYAMA」(スターラックス・エアソラヤマ)と名付けられた。メディア向けの発表会が東京都の表参道ヒルズで開かれ、同社の張国煒董事長(会長)と空山さんが登壇した。
張氏は同社が就航7年目を迎えたことに触れ、スターラックスは創業以来、プレミアムサービスの提供を中核に他社との差別化を図ってきたと言及。ブランドイメージの重要な要素の一つに「未来感」があるとした上で、未来性と金属的質感を併せ持つ空山さんの世界観に強く共鳴したことから、コラボレーションを望んだと述べた。
また、空山さんやエアバスと3年間にわたって議論や実験を重ねてきたと説明。最大の課題は色彩で、特別な塗料や工法を用いて空山さんの象徴でもあるゴールドとシルバーを美しく表現できたと語った。
空山さんは今回のコラボレーションについて「願ったりかなったりで、私にとっては思い切りストライクゾーン」だとコメント。機内にも「空山色」が出ているとし、楽しんでほしいと話した。
同社はエアバスA350-1000の1号機を今月に受領したばかり。空山さんとのコラボ機は、3号機と4号機が充てられる。