(新北中央社)党則により立法委員(国会議員)を辞職した第2野党・民衆党の黄国昌(こうこくしょう)主席(党首)は1日、今年11月に行われる北部・新北市長選に向けた選挙対策本部を開設した。
開設を記念するセレモニーには、同党初代主席の柯文哲(かぶんてつ)氏や、2024年の総統・副総統選に最大野党・国民党の副総統候補として出馬した趙少康(ちょうしょうこう)氏らが出席した。多くの支持者も集まった。
黄氏はあいさつで、国民党の友人、特に新北市長選への出馬が有力視されている李四川(りしせん)氏(現台北市副市長)とは競合関係になるとの考えを示した。支持者に対し、これを台湾の民主主義の活力や健全さの表れとし、この過程を台湾の民主主義、そして新北市民の選択における一つのモデルにしようと訴えた。
記者からセレモニー出席の理由を問われた趙氏は、黄氏も李氏も友人だからだとコメントした。
趙氏はまた、民衆党と国民党の選挙協力について、国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席が旧正月(春節、今年は今月17日)までには同党の候補者が決まると言っていたとし、自身としては李氏になるだろうとの認識を示した。その上で、3月には誰が出馬するかの両党による調整が行えるだろうと話した。
▽民衆党の立法委員6人が辞職
民衆党の立法委員8人(いずれも比例代表)のうち、黄氏を含む6人は、1月31日限りで立法委員を辞職した。比例代表の立法委員は任期の半分に当たる2年間務めた時点で辞職し、次点の候補者を繰り上げ当選させるとする党則「2年条款」によるもの。残る2人のうち一人は代理出産に関する法律の改正を進めるために残留する他、もう一人は昨年3月に繰り上げ当選したことから辞職していない。