(宜蘭中央社)北東部・宜蘭県蘇澳鎮の南方澳漁港で7日、同鎮内で今季最初となるクロマグロが水揚げされた。計測の結果、重さが216キロだったため「蘇澳初マグロ」に認定された。
蘇澳初マグロの認定には、蘇澳籍漁船に生きた状態で捕獲され、重さ180キロ以上であることなどの条件がある。
今年の蘇澳初マグロは漁船「全昌隆168号」が6日午前7時半ごろに、台湾の北東の台日漁業取り決め適用水域で捕獲した。この漁船は2020年にも蘇澳初マグロを釣り上げていた。
「スロットで当たったみたいだ」と喜ぶ船長の林宜俊さん。中央社の取材に応じ、今後競りでは昨年の1キロ当たり1万3100台湾元(約5万8000円)を100元でも上回ればうれしいと語った。
台湾では蘇澳と並んでクロマグロの二大産地として知られる南部・屏東県東港でも7日に「東港初マグロ」が水揚げされた。