(屏東中央社)クロマグロ漁で有名な南部・屏東県東港鎮の東港区漁会(漁協)は6日、東港漁港所属の漁船から今季1匹目のクロマグロを捕獲したとの連絡を受けたと発表した。家業を継いだ32歳の若手漁師、陳睿豪さんが台湾南東の海域で5日深夜に釣り上げた。重さは目視で約210キロほどだとしている。
漁会によれば陳さんは漁船「茂豊祥号」の船長。漁師歴はおよそ7年で、約2年前に船長になった。父と共に漁を行っていたところ、出港して5日でマグロを釣り上げた。この日は偶然にも、陳さんの32歳の誕生日だったという。
漁船は7日午前に漁港に戻る予定。
同県政府によれば、登録漁船が生きた状態で捕獲した、180キロ以上の個体であることなどの条件を満たせば「屏東初マグロ」に認定される。水揚げ後、漁会の職員と専門家が調査する。