(台北中央社)10日の台湾株式市場は急反発し、加権指数は前日比1608.27ポイント高の1万9000.03ポイントで取引を終えた。終値の上昇幅としては過去最大を記録した。トランプ米政権が9日、世界各国に対して発動したばかりの相互関税の一部を90日間停止すると発表したことで米国株が急騰し、台湾株にも波及した。
主力株の台湾積体電路製造(TSMC)、鴻海(ホンハイ)精密工業、聯発科技(メディアテック)はいずれも9%超高となった。1200銘柄以上が制限値幅の上限(ストップ高水準)まで値上がりした。
(曽仁凱/編集:名切千絵)