(台北中央社)中国軍で台湾を管轄する東部戦区は2日、台湾海峡の中部や南部で軍事演習を行うと発表した。中国軍による台湾周辺での演習は2日連続となった。これを受け与党・民進党は2日、「最も厳しい言葉で非難する」と表明した。
中国政策を担当する党中国部がフェイスブックでコメントを発表した。中国当局が軍事的威嚇、反国家分裂法、経済的脅迫、外交的圧力、認知戦の五つの手段でたびたび台湾に圧力をかけ、台湾人を屈服させようとしていると指摘し、好戦的で自らの非を認めようとしないと批判した。
野党・国民党も同日、記者会見を開いた。中国が台湾海峡の緊張を高めており、党として厳正に非難するとした上で、民進党は国民感情をあおるだけでなく、原子力発電所の再稼働など、台湾を守る具体的な行動を起こすべきだなどと糾弾した。
東部戦区は1日に台湾周辺での演習実施を発表。これを受け国防部(国防省)は同日午前9時に対策本部を開設した。
東部戦区が2日に実施を発表した演習は「海峡雷霆(らいてい)-2025A」と名付けられた。