(台北中央社)9日の台湾株式市場は3日連続で大幅下落し、前日比1068.19ポイント安の1万7391.76ポイントで取引を終えた。終値としては史上3番目の下落幅となった。
取引時間中には一時、1152.98ポイント下落した。店頭登録銘柄を含めて898銘柄が制限値幅の下限(ストップ安水準)まで値下がりした。前日より128銘柄増加した。
主力株では台湾積体電路製造(TSMC)が節目の800台湾元を割り、終値は785元まで下げた。
売買代金は5666億700万元(約2兆5012億円)。
金融市場の安定化を図る国家金融安定基金は8日、台湾株式市場への介入を決定し、この日は決定後最初の取引となった。