(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)は、鉄道観光を活用した町おこしの一環として、日本製の旧型ディーゼルカーによる観光列車を4月19日と26日に計8回運行する。乗車券は11日から順次販売する予定。
観光列車は、日本統治時代に製造されたDR2400型で運行し、台鉄の支線、内湾線を走る予定。新竹―竹東間、竹東―内湾間、内湾―竹東間、竹東―新竹間の乗車券がそれぞれ販売される。各区間の定員は100人。価格は699台湾元(約3100円)。車内で記念品がプレゼントされ、運転席そばで記念写真撮影が可能。文化の息遣いが感じられる新竹駅や、客家人の風情が漂う竹東、内湾両駅周辺の散策が楽しめる。
台鉄は19日の乗車券は11日午前9時から、26日の乗車券は18日午前9時から発売するとしている。