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日本から輸入の3品目が水際検査で不合格 ヒジキやグレープシードオイルなど/台湾

2025/04/08 17:50
台湾の基準値を超えるグリシジル脂肪酸エステルが検出され、水際検査で不合格となった日本産のグレープシードオイル(食薬署提供)
台湾の基準値を超えるグリシジル脂肪酸エステルが検出され、水際検査で不合格となった日本産のグレープシードオイル(食薬署提供)

(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署(食薬署)は8日、日本から輸入されたモズクとヒジキ、グレープシードオイルが水際検査で不合格になったと発表した。全量が積み戻しまたは廃棄処分された。

モズクとヒジキからはそれぞれ、海藻類における基準値(1キロ当たり1ミリグラム)を超える無機ヒ素が検出された。検出値はモズクが同2.8ミリグラム、ヒジキが同62.6ミリグラムだった。

グレープシードオイルからは食用油における基準値(1キロ当たり1000マイクログラム)を超える、同1578マイクログラムのグリシジル脂肪酸エステルが検出された。

グレープシードオイルは、中部・台中市でスーパーを営む業者が輸入した。食薬署の林金富副署長は電話取材に応じ、同社が輸入した製品が2週連続で不合格となったため、水際検査の対象を全ロットに切り替えると説明した。ヒジキとモズクを輸入した各業者に対しても、水際検査の抽出率を引き上げるという。

同署は原則として毎週火曜に不合格品リストを公表している。8日に公表されたリストは全7品目で、中国からの食器や韓国からの粉チーズなどが含まれた。

(沈佩瑤/編集:田中宏樹)

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