(新北中央社)北部・新北市鶯歌区の新北市美術館が8日、プレオープンした。13日まで三つの特別展が無料で観覧できる。
新北市政府によると、同美術館は「みんなの美術館」をコンセプトに掲げた。芸術文化の発展を推進する重要な建設プロジェクトだとし、全ての人、全世代に開かれた場として、芸術との距離を近づけることを目指す。
特別展の一つ「往来/照見」では、1930年代から現在までの自然や風景、境界、文化、記憶、都市共同体などをテーマにした作品約50点を展示する。新北市の時代ごとの文化的背景や芸術の発展を振り返ることができる。また「新店男孩:Don’t Worry, Baby」ではアーティストユニットの「新店男孩」がイラストや映像などを組み合わせて、現実と虚構の間でつくり出される風景を表現している。
同美術館の関係者は、4月25日の正式オープンから6月30日までも無料で観覧できると説明。地下1階は芸術教育やクリエート基地として、ワークショップ会場や作業場、市民とアーティストによる共同制作作品の展示空間などとして無料で開放するとした。