(台北中央社)トランプ米政権が9日に発動した「相互関税」を90日間停止すると発表したことについて、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は10日の立法院(国会)外交・国防委員会で、台湾も相互関税停止の対象に入っていると明らかにした。
立法院出席前には報道陣の取材に応じ、相互関税の停止によって台米の経済連携についてさらに詳細に協議する時間が延びたとし、相互関税に受動的に対応するだけでなく、関係を切り開く契機にできるよう期待を寄せた。
また、交渉は互恵、公平を原則とすると強調し、トランプ第2期政権下で台米関係がより一層深化していくと信じていると述べた。